DEPARTMENT OF GLOBAL DISCOVERY
世界探究科
世界は⼀つの⼤きなコミュニティー
多⽂化共⽣時代の⽣き⽅を考える

国境を越えた「⼈」や「⽂化」は摩擦の中で多様性を育み、
新たな考え⽅や価値観、そして⽣き⽅を創成しています。
世界探究科では、多⽂化共⽣時代を⽣きるために必要な
知識とスキル、そして教養を⾝につけます。
世界探究科の特徴ある取り組み


世界探究科の3つのPOINT
01
世界にある多様な課題に向き合い、
仲間とともに解決できる人を育てます
SDGs(持続可能な開発目標)を世界探究科の学びのスタートとし、
環境、エネルギー、食糧、水、テロ、格差、貧困、言語と文化の喪失など、
日々変動する地球上のさまざまな問題とその本質を知り、解決策を考えます。
02
異文化に対する関心を持ち
多文化共生社会の一員として
役割を果たせる人を育てます
グローバル化により、文化や価値観が異なる
人が共存する社会がたくさんあります。
文化の多様性に関心を持ち、相互理解を促進し、
共生を実現するには何が必要なのかを考えます。
03
物事をさまざまな角度から見ることで、
考えを深め自分の意見をまとめられる人を育てます
多様な考え方や価値観の違いを客観的に見つめ、
ICTも活用しながら論理的批判的思考から
新たな考えを生み出せるようにします。
コミュニケーション力を高める国語・英語の授業を
多く取り入れたカリキュラムの中で、
議論や発表の場を多く設け、
「受け入れる力」「伝える力」を養います。
合格実績
国公立大学現役合格者数


合格実績(2023〜2025年度⼊試)
【国公⽴】名古屋⼤学/名古屋市⽴⼤学/愛知県⽴⼤学【私⽴】南⼭⼤学/愛知⼤学/名城⼤学/中京⼤学/名古屋外国語⼤学/愛知東邦⼤学/愛知学院⼤学/愛知淑徳⼤学/⾦城学院⼤学/椙⼭⼥学園⼤学/名古屋学院⼤学/成蹊⼤学/同志社⼤学/⽴命館⼤学/⽴命館アジア太平洋⼤学 他
※現・普通科国際探究コースの実績です。
卒業生インタビュー

愛知県立大学 外国語学部 英米学科
山本 莉子さん (2024年度卒業)
世界探究科では、英語だけでなく国際問題についても学べるため3年間で視野を広げることができたと感じています。受験対策では志望理由書を複数の先生が見てくださり、さまざまなアドバイスをいただけたのがありがたかったです。大学ではより英語を話す力を高めていきたいです。

名古屋市⽴⼤学 ⼈⽂社会学部
村上 まりあさん (2023年度卒業)
3年間で⼀番⼒を⼊れて取り組んだのは探究学習です。世界遺産学習や模擬国連、研究発表会に向けた取り組みを経験することで、固定観念が覆され、柔軟で多⾯的な考え⽅ができるようになりました。名古屋市⽴⼤学の選抜⽅法は⼩論⽂と集団⾯接だったので、⼩論⽂講座を受講し、先⽣に⾯接の練習をしていただき、⾃信を持って受験することができました。世界探究科での学びを経て、将来は誰もが⽣きやすい世界をつくることに尽⼒できる⼈になりたいと思っています。

名古屋大学 文学部 人文学科 文化人類学専攻
山本 祐里奈さん(2022年度卒業)
私は、国際探究コース(現・世界探究科)の世界遺産という授業を受けて世界へと興味が広がったことから、文化人類学と英語が学べる名古屋大学を志望しました。受験では志望理由書や読書感想文の提出、面接、プレゼンなどがあったのですが、先生方が手厚く指導してくださりとても心強かったのを覚えています。また、毎日時間があるときに英語に触れるようにしていたことや、英語のニュースを読んで読解力をつけるとともに時事ネタをインプットしていたことが合格につながったのではないかと思います。現在、大学では国内の地域の現地調査をしたり、少数民族の慣習・文化について学んだりと充実した日々を過ごしています。
カリキュラム
コースカリキュラム(週32〜33時間)


3年次のモデルスケジュール

Mon | Tue | Wed | Thu | Fri | |
---|---|---|---|---|---|
1限 | 世界探究Ⅲ | 世界史探究 | ステップアップ※1 | 世界史探究 | 論理国語 |
2限 | 体育 | アカデミック※2 | アカデミック※2 | 英語圏⽂化理解 | ステップアップ※1 |
3限 | 古典探究 | 論理国語 | 古典探究 | アカデミック※2 | 英語圏⽂化理解 |
4限 | ⽇本語論⽂基礎 | 英語圏⽂化理解 | 英語圏⽂化理解 | 古典探究 | 世界史探究 |
5限 | 政治・経済 | 世界探究Ⅲ | 総合探究 | 政治・経済 | 体育 |
6限 | 論理国語 | 世界探究Ⅲ | HR | ⽇本語論⽂基礎 | 政治・経済 |
7限 | ステップアップ※1 |
※1:ステップアップイングリッシュ
※2:アカデミックライティング
※平⽇、毎朝10分間の読書実践を⾏い、1単位とする
世界探究科の特徴ある取り組み

複数教科横断的な学び
総合的な探究の時間における調査研究活動をさまざまな教科がサポートします。

教室の外にある体験的な学び
総合的な探究の時間における調査研究では、企業や団体、⼤学などに訪問しインタビュー調査などを⾏います。また、1年次には世界遺産研修、2年次には捕鯨問題を考える和歌⼭研修を⾏います。


研究発表会と卒業論⽂
1・2年次には1年間の探究活動の成果を2⽉の研究発表会にて報告します。3年次には探究活動の集⼤成として卒業論⽂を執筆します。

シンガポール研修
多⽂化共⽣の様⼦を実際に⾒ることと、シンガポール特有の英語に触れることを⽬標にしています。在シンガポール⽇本国⼤使館を訪問し外交について学び、現地学校との同世代交流の機会も予定しています。


Dual Diploma Program(DDP)
東邦高校に通いながら約2年オンラインで受講すると、アメリカロードアイランド州にあるProvidence Country Day School(PCD)を同時に卒業することができ、2つの国の卒業証書(=デュアル ディプロマ)を取得できるプログラムです。DDP卒業生は、全米大学ランキングトップ5%の19大学への推薦入学(100%学部入学)のほか、アメリカの約200の大学が加盟する給付型奨学金制度の参加資格を得ることができます。