有終の美を飾る放送
期末考査1週間前は、クラブ活動休止期間です。
放送部の3年生は、今日の昼放送で引退することになります。
彼らにとっては、高校生活最後の昼放送となります。
例年、放送部の3年生引退は、NHK杯全国放送コンテストの愛知県大会で敗退した時です。
号泣し、最後に大会会場で記念撮影をし、引退します。
すでに大会の中止が決定した6月、学校再開と同時に3年生は先頭に立って、
3密を避ける、ソーシャルディスタンスに気を遣うなど、最大限の工夫と配慮して1年生の勧誘を行い、
例年と同じく10名の新入部員を迎え入れることができました。
発声練習もできない中、前を向いて活動を継続してくれました。
「楽しかったのはみんなでなにかを成し遂げたとき」
「大切なものは失って初めて気づく」
「今日の日常が明日も続くとは限らない」
「かけがえのない1日を全力で生きる」
3年生が卒業し、新しい進路に進んだとき、
サークルやクラブなどで新しい仲間との出会いが待っていること、
仲間と最後まで活動をやりきれることを心から祈らずにはいられません。