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去る12月7日、2学期期末考査の最終日は、東邦高校にとって大切な「東邦学園慰霊の日」です。
先の大戦で犠牲となった先輩、先生方のご冥福をお祈りすると共に、戦争と平和について考え直す行事です。

式典は、理事長の挨拶「今年も私たち学園が一世紀の歴史の中で、決して忘れない出来事を記憶に刻み直す
「東邦学園慰霊の日」を迎えました」から始まり、ウクライナ情勢、生徒会が誓願を出した「名古屋空襲の日」を
名古屋市として定めたいとの決意が伝えられたことなどを説明し、「世界に深い猜疑心と亀裂、
ニセ情報が行き交う今だからこそ、私たちは平和を希求し、真摯に呼びかけることを続けなければなりません。
天上におられる皆さん、どうか後輩の決意と行動が揺るがぬように、しっかりとお守り下さい」と追悼のことばを述べた。

次に生徒会長、2年石橋穏尭くんが「誓いの言葉」を述べました。
「戦争の記憶は、風化しつつある。戦争体験のない僕たちができることは、関心を持ち、他者に伝えること」
と戦争について学び、考え、伝えていくことを誓いました。

戦禍に遭い、亡くなられた方々のご冥福を祈念し、黙祷を捧げ、代表生徒による献花を行い、今年の慰霊の日は閉式しました。