INTERNATIONAL EXCHANGE
国際交流
海外提携校
東邦高校は海外の学校と提携をしており、
これらの学校とは定期的に
さまざまな交流を行っています。
提携姉妹校
南京外国語学校
(中国 南京市 1988年)
シャーリー・ボーイズ・ハイスクール
(ニュージーランド クライストチャーチ 1990年)
マリアン・カレッジ
(ニュージーランド クライストチャーチ 1990年)
サレジアン・カレッジ サンベリー
(オーストラリア メルボルン市郊外 1997年)
<交流校>
上一女子高校
(韓国 ソウル市 2016年)
天安仏堂高校
(韓国 天安市 2019年)
4カ国5校姉妹校交流会 Five Schools Exchange Program
東邦高校の国際交流の一番の目玉は4カ国5校姉妹校交流会です。オーストラリアと日本、ニュージーランドと日本といった1対1の交流ではなく、本校が提携するすべての姉妹校が集合して行う交流会となっています。2年に1度行われる2週間の交流会では、決められたテーマに基づき、参加する各校が事前学習をし、当日プレゼンテーションします。そして各校のプレゼンテーションの後、ディスカッションをして地球の持続性を世界の高校生とともに考えます。これまでは「世界遺産」「民俗芸能の保全と私たちのアイデンティティ」などのテーマで行いました。
夏期海外英語研修
主にニュージーランド姉妹校を会場にして行う3週間の英語研修です。現地滞在中は、姉妹校の生徒たちと交流しながら英語を学び、フィールドワークを含めたさまざまな学習に取り組みます。また、現地の家庭でのホームステイを通じて、英語だけでなく文化や習慣なども一緒に学びます。参加した生徒たちからは、「最初は英語が通じなくて苦労したけど、すごく楽しくていい経験になった」「知らないことがたくさんあることに気づかされた。たくさん勉強して、いつか再会したい」など積極的な感想が聞かれます。
手紙やオンライン交流など
国際交流はイベントではなく、可能な限り日常化させたいと考えています。手紙やオンライン交流などを通して海外の高校生と日常的に交流を行い、同時に英語を使う場面をできるだけたくさんつくりたいと思っています。2020年度は韓国、台湾、インドネシア、マレーシア、ニュージーランドの5カ国8校11回のオンライン交流を行いました。
留学生の受け入れ・派遣
主に姉妹校から、1週間ほどのホームステイから長期の留学生の受け入れを行います。本校生徒の家庭にホームステイをしながら、クラス交流などの場を体験します。また、本校からの長期留学の派遣については、生徒からの希望があれば都度対応をしています。
アジア各国との交流
姉妹校以外の学校(主にアジア圏)からお客様が訪問されることがあります。最近では、韓国、台湾、マレーシア、インドネシア、スリランカなどの国々からお客様をお迎えし、本校生徒との交流の場を提供しています。世界の多様な文化、社会を知ると同時に、英語の国際性を肌で感じられる場となります。
イングリッシュキャンプ
2泊3日の日程で、学校の教室を離れてアクティブに学習します。ゲームや映画を使っての学習や、テーマを決めたプレゼンなどを行います。
韓国研修旅行
3泊4日で行う研修旅行です。ソウル周辺の観光地の見学だけでなく、提携校を訪問し、交流を行っています。ホームステイも実施していおり、韓国の家庭生活も経験することができます。定期的な相互訪問を通して、日韓の理解につながるような交流を目指しています。
対日理解促進交流プログラム
海外の人に日本の良さを知ってもらい、日本と世界の若者がつながっていく。世界の平和や文化の発展に貢献する人材の育成を目標とした、外務省が主催するプログラムです。本校は2018年2月にフィリピンへ、2019年3月にカナダに派遣され本プログラムに参加する機会を頂きました。現地滞在中は学校交流だけでなく、日本大使館などへの表敬訪問も行います。帰国後もアクションプランを実施しており、国際交流への学びが深まるプログラムです。また、このプログラムで月末にやってくる高校生が本校を訪問することもあり交流の場が広がっています。
STUDENTS’ VOICES
- 私にとってフィリピンでの経験は、無くてはならないものでした。現地の学生の積極性に感銘を受け、発言や挙手を進んで行えるようになり、人脈も広がりました。フィリピンへの渡航は自分自身を変えるきっかけとなった、ターニングポイントだと感じています。
- 実際に現地に足を運び、生の声を聞き、生活や価値観を知ることは、とても大切で意義のあることでした。自分の“常識”には先入観があり、物事には自分の知らない部分があると気づくことができたからです。この経験は私の人生においてプラスに働き続けています。
- フィリピンでの経験は私の物事の見方を変えるだけでなく、進路にも大きく影響しました。日本にいるだけでは知り得ない世界の現状を知ることが、人生を意義のあるものにしてくれます。
- フィリピンでは甘い食べ物や、香辛料を使った肉料理が多かったのが印象的です。現地の食事を楽しむことができるのも国際交流の一つの魅力だと思います。また、現地の人たちとの触れ合いが、自分の生活や考え方を見つめなおすきっかけになりました。
- 現地の学校現場を知ったことで、私は教員を目指すことを決め、現在は教育大学に通っています。この経験は今の私の原動力であり、支えです。大学の授業が難しくても、実習が大変でも、自分の目標を再確認することができています。