優勝旗・優勝杯返還式
本来は、甲子園球場で行われる「優勝旗・優勝杯返還式」ですが、
コロナ禍のため、本校オーバルランチルームで行われました。
林泰成主将から優勝旗が、吉納翼副主将から優勝杯が、
主催者の毎日新聞社中部代表高島信雄様に返還され、それぞれのレプリカを贈られました。
藤本校長は、挨拶のなかで、
「実は、1年以上優勝旗をお預かりしたのは、2度目である。」
ことを皆様にお伝えしました。
ご存じのかたも多いかと思いますが、戦前・前後の6年間、選抜高等学校野球大会は中止になった期間があり、
戦前最後の大会で優勝した本校は、大会が再開されるまで、優勝旗をお預かりしていました。
校舎が空襲で燃えたときも、校長室から校庭へと持ち出し、守り抜いた歴史があります。
コロナ禍の中、1年と3ヶ月、本校で保管していた優勝旗・優勝杯を無事に返還することができました。
硬式野球部は、次の大会で優勝旗・優勝杯を学校に持って帰るため、日々練習に励んでいます。